研究成果の概要 |
眼障害SJS/TEN患者血漿における脂質メディエーターの解析では、患者においてグリセロリン脂質が低く、oxidized PCが高い傾向をしめした。涙液のプロテオミクス解析では、IL-6, IL-8, IFN-g, eotaxin, RANTES, MIP-1bは、眼障害SJS/TENで上昇していた。IP-10は、有意に減少していた。眼組織・細胞における遺伝子・タンパク発現解析では、PIGR, HEPACAM2, ADH1Cの発現が、有意に減少し、ODZ2 (teneurin-2)が有意に上昇していた。遺伝素因解析では、REC114はじめいくつかの新しい関連遺伝子を確認することができた。
|