研究課題
2019年度に大阪府内の調査施設でのデータを解析し、産後3か月時の授乳方法に関連する要因を明らかにすること、及び産後入院時の母乳育児関連要因と心理社会的要因から産後3か月時の母児の愛着に関連する要因を明らかにすることを目的として、2020年度は国際学会での発表2件(内1件は採択済だがCOVID19のため2021年6月に延期)、英文誌への投稿を行い、採択された。2019年度に栃木県内に調査施設を追加して、母乳育児がストレス、産後うつ症状およびBonding障害に及ぼす影響について明らかにすることを目的に、産後2週間健診、産後1か月検診、および産後母子クラス(産後3か月迄)に参加する授乳中の母親を対象として、授乳場面で、以下のデータを横断的に収集した。 1)授乳やうつ、愛着に関する質問紙調査票を待ち時間に記入、2)唾液を授乳前・後に自己採取、3)心拍モニターで授乳 前・中・後の鎮静作用を測定した。唾液中オキシトシン、コルチゾールは委託測定した。これらのデータを解析して、 2020年度は母乳育児の吸啜刺激によるコルチゾールやストレスへの影響等、研究成果の主要成果を英文誌への投稿を行い、投稿した英文誌の査読過程の対応と修正投稿の後、採択された。また、2週間健診の産後うつ傾向と栄養方法がその後の母乳育児効力感と産後うつ傾向にもたらす影響について国内学会で発表し、これを投稿準備中である。心拍モニターで授乳前・中・後のデータ解析は目的とする明らかな鎮静作用を解明できず、更に解析と検討を行う。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2021 2020
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件)
Asian/Pacific Island Nursing Journal
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10.31372/20200503.1100
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