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2021 年度 研究成果報告書

フレイル高齢者における体温リズムに着目した睡眠マネジメントの開発と検証

研究課題

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研究課題/領域番号 16H05593
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 高齢看護学
研究機関東北大学

研究代表者

尾崎 章子  東北大学, 医学系研究科, 教授 (30305429)

研究分担者 有竹 清夏  埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (50415577)
宮脇 郁子  神戸大学, 保健学研究科, 教授 (80209957)
多留 ちえみ  神戸大学, 保健学研究科, 保健学研究員 (90514050)
影山 隆之  大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (90204346)
安藤 千晶  東北大学, 医学系研究科, 助教 (60645919)
清水 恵  東北大学, 医学系研究科, 助教 (00843749)
菱谷 怜  東北大学, 医学系研究科, 助手 (90806324)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード在宅 / 要介護 / フレイル / 高齢者 / 睡眠 / 睡眠薬 / 有害事象
研究成果の概要

本研究では,高齢者におけるサルコペニアおよびフレイルと睡眠に関する文献レビューを行い,地域高齢者を対象に健診の際に筋肉量,筋力,歩行速度,体組成の測定ならびに質問紙調査を実施した。また,フレイル高齢者の生活機能に影響を与える睡眠薬リスクも考慮する必要があるため,在宅要介護高齢者の睡眠薬使用による副作用リスクを明らかにすることを目的に,訪問看護師が把握する睡眠薬が関連すると推察される有害現象に関して,インタビューならびにweb調査を実施した。フレイル高齢者の睡眠薬使用の割合は一般成人に比べてはるかに多く,在宅特有の環境要因が関連したインシデントや事故に直結する有害事象が発生していた。

自由記述の分野

在宅看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

健康であっても高齢になると睡眠に問題が生じやすくなる。特に骨格筋量が減少したサルコペニアやフレイルの状態にある高齢者では体温の産生能が低下し,睡眠構築に影響を及ぼすことが考えられる。また,在宅におけるフレイル高齢者の睡眠薬の管理状況,事故への対応は病院とは異なるものと考えられるが,在宅要介護高齢者の睡眠薬の使用状況、睡眠薬の関連が推察される有害事象やその対応についてはほとんど明らかにされていない。在宅において,睡眠薬が関連していると推察される転倒などの副作用リスクの発生状況や対応の詳細を明らかにすることは,在宅フレイル高齢者の睡眠の改善,夜間の事故防止,QOL向上支援において重要である。

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公開日: 2023-01-30  

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