研究課題/領域番号 |
16H05602
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 京都橘大学 |
研究代表者 |
村田 伸 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (00389503)
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研究分担者 |
木村 裕美 福岡大学, 医学部, 教授 (00301359)
村田 潤 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (00304428)
山崎 先也 西南学院大学, 人間科学部, 教授 (20352354)
兒玉 隆之 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (80708371)
宮松 直美 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90314145)
上城 憲司 西九州大学, リハビリテーション学部, 教授 (90454941)
宮本 尚 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (80143577)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 介護予防プログラム / 地域在住高齢者 / 身体的痛み / ヘルスリテラシー / 運動習慣 |
研究成果の概要 |
本研究では、1,747人の地域在住高齢者を対象にフィールド調査を実施した。調査結果から、高齢者の介護予防プログラムを考える場合、まずは対象者の身体的痛みの把握とその対応が重要であり、ヘルスリテラシーを高めることが介護予防プログラムを効果的に進める上で必要であることが示された。また、高齢者の身体機能の維持・向上のためには、毎日30分以上の運動を取り入れた生活を送ることが望ましく、運動習慣のある高齢者は骨量や筋肉量の低下、および転倒を経験しても、身体・認知・精神機能が維持されやすいことが示唆された。
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自由記述の分野 |
老年看護学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、高齢者の身体・認知・精神心理機能を総合的かつ客観的に評価し、ランダム化比較試験による前向き研究手法を用いて、しかも多施設共同研究という質の高い、実証に基づく介護予防研究である。本研究の結果から、とくに高齢者の身体的痛みの把握、ヘルスリテラシーや運動習慣の重要性が改めて示された。本研究結果は、複数の国内雑誌や国際誌に掲載され、高齢者のヘルスプロモーション活動に活かされるであろう。
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