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2017 年度 実績報告書

地域ニーズに基づく施策化を展開するための中堅保健師向け教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16H05609
研究機関東京医科大学

研究代表者

吉岡 京子  東京医科大学, 医学部, 准教授 (00708951)

研究分担者 塩見 美抄  兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (10362766)
片山 貴文  兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60268068)
細谷 紀子  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 准教授 (60334182)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワード中堅保健師 / 施策化 / 教育プログラム
研究実績の概要

平成29年度は介入研究に向けて4月~5月にかけて参加者募集を行い、7月~9月にかけて前期群、10月~12月にかけて後期群にそれぞれWEB研修6回と集合研修を2回実施した。しかし、秋の健康祭りの開催時期と後期群の介入時期が重なったこと、東京会場はアクセスの良い東京駅から離れた東京医科大学で実施したこと、中堅保健師はライフイベントのために土日に予定が入りやすい等の理由から、参加者数が103人に留まり、プログラムを完遂した者は48人となった。
現在中間解析を行っているが、参加者数が少なかったため検出力が不足し、メインアウトカムとして設定している保健師のコンピテンシー評価尺度-事業・社会資源の創出-において、2群間で有意差は認められなかった。しかし、参加者全体について前後比較したところ、介入前の尺度合計点38.1 (14.6)が43.0 (14.3と)向上しており、有意な改善が認められた(p<0.01)。
以上から、参加者数を増加させれば教育プログラムの効果がより正確に評価することが可能になると考えられた。このため平成30年度は、集合研修は希望者のみに変更し、WEB研修を中心とした教育プログラムを実施する。なお、平成29年度に集合研修として提供した内容やよくある間違いを網羅したWEB研修教材を追加する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

平成29年度に介入研究を実施できたことで、教育プログラムの改善点を見つけることができた。これにより平成30年度に改良版の教育プログラムを試行する計画を立てることができたため。

今後の研究の推進方策

平成30年度に改良版の教育プログラムを試行し、最終的な教育プログラムの完成を目指す。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017 その他

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Clarifying an effective educational program for Japanese public health nurses focusing on health service development.2017

    • 著者名/発表者名
      Kyoko Yoshioka-Maeda, Misa Shiomi, Takafumi Katayama, Noriko Hosoya.
    • 学会等名
      International Nursing Research Conference 2017
    • 国際学会
  • [備考] 中堅保健師さんのための施策化教育プログラムのページ

    • URL

      http://phn.s28.xrea.com/

URL: 

公開日: 2018-12-17  

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