研究課題
計画通り、2016~2018年の3年間の研究成果報告として、2019年7月にオランダのライデンで開催されたアジア研究者国際会議、11th International Convention of Asia Scholars (ICAS11) に参加し、本科研研究分担者、連携研究者、及び海外共同研究者とともに、パネル発表“Rethinking the Process of Islamization: Transformation of Religion as Reflected in Javanese Texts”をおこなった。菅原由美は16世紀のジャワ北海岸の宗教問答書にみるイスラーム神学と神秘主義について、青山亨はジャワとマレーの王国年代記に見る国家とイスラームの関係性について、Edwin Wieringaはジャワにおける聖人伝承に残る疑問について、Willem van der Molenはイスラーム期の物語に見られるヒンドゥー的要素について発表をおこなった。このパネルによって、これまで史料的限界ゆえに、詳細な検討がなされてこなかったジャワのイスラーム化初期(16-17世紀)に活躍したアクターたちについて再検討がなされた。この発表は、2018年6-7月に大阪大学で行った国際シンポジウム “Transformation of Religion as Reflected in Javanese Texts (2)“Rethinking the Process of Islamization”の成果とともに、Javanese Studies Series(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所出版)として出版する予定であり、現在編集作業中である。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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天変地異はどう語られてきたか
巻: - ページ: 60-85
巻: - ページ: 245-247
紀要 国際情勢
巻: - ページ: 115-121
外国語教育のフロンティア
巻: 3 ページ: 41-70
NHKデータブック世界の放送2020
巻: - ページ: 70-73
現代地政学事典
巻: - ページ: 634-635
『天変地異はどう語られてきたか 中国・日本・朝鮮・東南アジア』(東方選書)
巻: - ページ: 136-165
『歴史と地理』
巻: 725 ページ: 45-47
Wacana
巻: 21(1) ページ: 36-49
東南アジア文化事典
巻: - ページ: 208-209
科研(基盤研究B)「東南アジア史の統合的編年プラットフォームの構築~「長い12・13世紀」を中心に~」(研究代表者青山亨、課題番号16H03488)研究成果報告書
巻: - ページ: 17-36
巻: - ページ: 62-63
巻: - ページ: 472-473
Tuhan & alam (Membaca ulang gagasan Pantheisme - Tantrayana dalam kakawin dan manuskrip-manuskrip kuno Nusantara)
巻: - ページ: 102-112