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2018 年度 研究成果報告書

アジアにおける社会包摂型アーツマネジメントの展開

研究課題

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研究課題/領域番号 16H05670
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 芸術一般
研究機関大阪市立大学

研究代表者

中川 眞  大阪市立大学, 都市研究プラザ, 特任教授 (40135637)

研究分担者 平田 オリザ  東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 教授 (90327304)
藤野 一夫  神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (20219033)
岩澤 孝子  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (40583282)
梅田 英春  静岡文化芸術大学, 文化政策学部, 教授 (40316203)
研究協力者 雨森 信  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードアーツマネジメント / 社会的包摂 / アジア / コミュニティ / 社会空間 / デモクラシー / ポストグローバル化 / ポストコロニアル
研究成果の概要

本研究は、アートを媒介として社会的課題を解決・克服しながらコミュニティを再構築あるいは再生する試みに焦点を当て、アジア特に東南アジアをフィールドとして社会包摂型アーツマネジメントの手法、思想を明らかにするものである。本研究においては、共助・互恵といった集団福利志向型の社会関係資本〔共助組織〕、検閲を熟知したダブルバインド的手法〔パワーバランス〕、プロセス途次での大胆で即興的な変更〔遂行モデル〕などに大きな特徴が看取できた。

自由記述の分野

アーツマネジメント

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義:伝統的な社会関係資本を再活用して公共圏を確保する手法は、欧米発祥のアーツマネジメントをアジアに適用するのではなく、アジア固有の慣習に基づくオリジナルなアーツマネジメントの形成可能性を示唆する点にある。
社会的意義:共助的手法を洗練させ、実社会にフィードバックすることにより、社会問題や課題の解決・克服への貢献が可能となる。また国際会議、フォーラム、著書・論文などの発信により、アジア各地の研究者、実践家、行政関係者等との間にネットワークが成立した。そして各国の大学・大学院におけるアーツマネジメント教育に情報が伝えられ、カリキュラム構築にも大きなインパクトを与えつつある。

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公開日: 2020-03-30  

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