研究課題/領域番号 |
16H05685
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
関根 良平 東北大学, 環境科学研究科, 助教 (90333781)
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研究分担者 |
大月 義徳 東北大学, 理学研究科, 助教 (00272013)
佐々木 達 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (40614186)
小金澤 孝昭 宮城教育大学, 教育学部, 名誉教授 (70153517)
磯田 弦 東北大学, 理学研究科, 准教授 (70368009)
庄子 元 青森中央学院大学, 経営法学部, 講師 (90774696)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 人口移動 / 土地利用 / 都市構造変化 / 内蒙古自治区 / 中国 |
研究実績の概要 |
2019年度は、中国内モンゴル自治区呼和浩特市に渡航し、現地調査によるデータ収集を実施することができた。今年度実施した研究は2つであり、1つめは都市の内部構造の変容に関するものである。呼和浩特市は内蒙古大学はじめ高等教育機関が集積しており、農村部からとくに大学進学など高等教育を目的とした人口流入が継続的にみられる。彼らの消費生活を支える場は、大学に近接して展開することの多いいわゆる「学生街」であり、従来は飲食店や衣料品店、書店といった類いの店舗が集積していた。しかし、Eコマースの進展により、従来の学生街を形成してきた業種構成が大きく変化し、他の市街地と比較してもきわめて特徴的な変動ダイナミズムがみられた。あわせて、現在中国の都市部で急速に整備されている公共トイレの立地について実態調査を行い、都市構造との関係や住民生活との関係について解明した。 もう1つの研究テーマは、都市構造の変容と土地利用との関係、とりわけ旧来からの市街地を囲むように展開する高層建築物街の内実についてである。本研究では、呼和浩特市街地の10年間の拡大プロセスを明らかにするとともに、とくに外縁部に拡大した高層マンション群がどのように利用されているのかについて、衛星画像の解析と現地での実態調査から明らかにした。
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現在までの達成度 (段落) |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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