研究課題
研究代表者・石田慎一郎は、2019年8月から9月にかけて、(1)ナイロビ市にて、ケニア側研究協力者ジュグナ・ギチェレに面会し、ケニア国立博物館を拠点とする共同研究事業の成果を取りまとめにむけた打ち合わせをおこなった。(2)イゲンベ地方にて、連携研究者・松園万亀雄と共同で、前年度に続いてフィールドワークを継続し、英文論文のとりまとめに必要なデータ収集をおこなった。(3)ティガニア地方にて、パリ第10大学名誉教授のアンマリー・ピートリック博士と面会し、研究成果公開にあたっての助言を得た。(4)連携研究者・馬場淳とマウア町にて面会し、情報共有をおこなった。(5)メル町にてケニア側研究協力者と共同で研究会を開催し、成果論文の内容について議論をおこなった。(6)松園万亀雄(イゲンベ地方)、小田亮(クリア地方)、馬場淳(ティガニア地方)は、連携研究者としてそれぞれフィールドワークを実施した。(7)代表者は、2019年11月に研究成果をとりまとめた単著を公刊した。その後、2020年3月までに海外研究機関(首都大協定校MSU Denverのアフリカ研究所での招待講演、首都大マラヤ大合同シンポジウムでの成果発表等)での代表者による成果発表と、代表者・連携研究者・研究協力者による英文成果論集の刊行を終了する予定だったが、2020年2月の新型コロナの発生及びアメリカにおけるインフルエンザの大流行により当初計画を変更(直接経費の繰越)した。(8)代表者・連携研究者・研究協力者は、2020年11月に、ケニア国立博物館刊行物として英文成果論文集Family Dynamics and Memories in Kenyan Villagesをとりまとめて本研究の成果を開示した(ただし、新型コロナの影響により当初予定していた成果論文全てを所収できなかった)。報告書は東京都立大学リポジトリで全文公開した。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2021 2020 2019 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 図書 (4件)
社会人類学年報
巻: 46 ページ: 153-161
アフリカ研究
巻: 98 ページ: 1-9
巻: 45 ページ: 185-194