研究実績の概要 |
今年度も研究協力者として太田好信(九州大学)、窪田幸子(神戸大学)、慶田勝彦(熊本大学)、伊藤敦規(国立民族学博物館)が参加した。 今年度は最終年度であり成果の公表に力点を置いた。本研究は、海外および日本国内の博物館に関する事例研究であるため、関係する国々に向けても日本国内の現状や研究の動向を発信することが必要であると判断し、11月にカナダのバンクーバー市で開催された、アメリカ人類学会年次大会(カナダ人類学会との連合大会。American Anthropological Association/Canacian Anthropology Society)に二つのセッションを申請し、4名が発表を行った。セッションのテーマは次の通りである。なお、各セッションには、隣接するテーマで研究を遂行中の日本国内の研究者および本調査期間中に意見を交換した北米の研究者も参加した。(発表内容は学会発表欄を参照) 3-395 Charting New Relationships: The Framework of "Repatriation" and "Return" in Global Perspective, organizer; DERIHA, Koji, chair person; KUBOTA Sachiko, discussant; James CLIFFORD 5-1140 Harkening Voices of the Other: Ethics and Struggles for Repatriation of Human Remains on the Margins of Japan, organizer; OTA, Yoshinobu, chair person; SEGUCHI, Noriko, discussants; Joe WATKINS. Chip COLWELL
|