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2016 年度 実績報告書

インドネシアにおける個人主義化がストレスとうつ病発症に及ぼす影響の分子疫学研究

研究課題

研究課題/領域番号 16H05828
研究機関東京大学

研究代表者

石田 貴文  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (20184533)

研究分担者 古澤 拓郎  京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (50422457)
大橋 順  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (80301141)
清水 華  国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 研究所, 上級研究員 (80401032)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
キーワードインドネシア / 伝統社会 / ストレス / 精神疾患 / 社会変容
研究実績の概要

インドネシアで新たな公衆衛生的課題となっているストレスやうつ病を進化医学的に分析し、リスク要因としての遺伝的多型と、社会の個人主義化の影響を明らかにする研究である。セロトニン・トランスポーター遺伝子・オピオイド受容体遺伝子等で知られるアジアの集団主義的社会に多く見られるリスク型多型と、個人主義社会での不適合性の検証も試みる。研究開始の本年度は、国際共同研究の体制作りと環境整備を中心に行った。インドネシア側の共同研究者が来日する機会を有効利用して、研究計画の推敲をおこないつつ、インドネシアにおける倫理申請を進めた。具体的には、スラウェシ島南部マカッサル市にある国立ハサヌディン大学を訪問し、筆頭研究協力者イラワン教授を始め、研究担当副学長、医学部長、精神科主任に研究計画の説明をおこない協力依頼をお願いした。調査対象一般集団をトラジャ系住民としたので、現地の情勢を確認した。一方、次年度以降の調査研究を念頭に、ジャワ中部のスマラン市にあるディポネゴロ大学医学部・赤十字を訪問し、近未来の共同研究について検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

インドネシア側での研究倫理承認が遅れたためと、協力機関が国際会議主催準備のため研究開始が遅くなった。

今後の研究の推進方策

インドネシア側で研究倫理承認が得られ次第、試料収集うぃ開始して貰い、日本人研究者を派遣することで遅れを取り戻す。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] ハサヌディン大学/南スマトラ大学(インドネシア)

    • 国名
      インドネシア
    • 外国機関名
      ハサヌディン大学/南スマトラ大学

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公開日: 2018-01-16  

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