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2019 年度 研究成果報告書

細胞内因性収縮力を時空間的に可視化するバイオセンサーの創成

研究課題

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研究課題/領域番号 16H05907
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関大阪大学

研究代表者

松井 翼  大阪大学, 基礎工学研究科, 講師 (50638707)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードストレスファイバー / メカノバイオロジー / 細胞収縮 / バイオメカニクス
研究成果の概要

細胞内因性収縮力を調節しているミオシン調節軽鎖のリン酸化と、細胞形態、収縮力発生、運動との関係を明らかにした。ミオシン調節軽鎖を擬似的に高いリン酸化状態にしておくと、細胞は円形状の形態で力を発生し、ほとんど運動しないこと、逆に擬似的に低いリン酸化状態にしておくと、細胞形態は複雑になり、活発に運動することがあきらかとなった。また野生型のミオシン調節軽鎖では、上記2つの状態を行き来することが明らかとなった。

自由記述の分野

生体力学

研究成果の学術的意義や社会的意義

細胞収縮力のと細胞動態との関係を明らかにすることで、力によって駆動される生命現象の理解につながる。また、異常な収縮力の発生や力発生機構の変容という観点で、これまで原因が分かっていなかった疾患の原因解明につながる可能性が考えられる。

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公開日: 2021-02-19  

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