先行する研究において皮膚病原細菌S. aureusによる、経表皮的マウス感染症モデルを樹立し免疫反応を明らかにしてきた。この系を発展させ、細菌・真菌を含めた“超個体”の理解基づく解析を行うことで、皮膚微生物-宿主免疫解析法の確立を目指す。これまでに、我々の経表皮黄色ブドウ球菌感染モデルにおけるIL-17の産生細胞を明らかにした。また、MyD88、IL-36、IL-1に焦点を当て、表現系を得ることに成功した。また、C. albicansやM.furfurなどの病原真菌における皮膚炎発症モデルを確立した。
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