• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

Comprehensive analysis of splicing regulation and splicing quantitative trait loci (sQTL) in brains of major psychoses

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16H06254
研究種目

若手研究(A)

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

高田 篤  横浜市立大学, 医学部, 講師 (90643693)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード選択的スプライシング / ゲノム / 統合失調症
研究成果の概要

本研究では、選択的スプライシングと精神神経疾患の関連についての包括的解析を行った。具体的には、ヒト脳内で選択的スプライシングと関連する量的形質座位(splicing QTL)のゲノムワイドな同定と、統合失調症等の精神疾患との関連についての検討(Takata et al., Nature Communications 2017)、選択的スプライシングに影響を及ぼしうる変異を含めた稀な変異の大規模エクソーム解析(Takata et al., Cell Reports 2018、Takata et al., Nature Communications 2019)などを行い、その成果を発表した。

自由記述の分野

精神医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で作製した、選択的スプライシングに影響を及ぼす変異の網羅的カタログは、ゲノムワイド関連解析等で検出される疾患関連SNPの生物学的意義の解釈と、疾患メカニズム解明に活用することができる。また、エクソーム解析等の網羅的ゲノム解析において、選択的スプライシング影響する変異を考慮することで、遺伝子診断につながる病的変異や、疾患リスクに寄与する変異を同定できる確率の向上が見込める。これらはいずれも、精神神経疾患のゲノム・脳病態理解と、診断・予防・将来の治療法開発に貢献しうるものである。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi