研究課題
自閉症は社会性の障害に代表される発達障害である。遺伝的寄与が高いが環境要因の関与も否定できない多因子複合性の疾患で、その病態解明は未だ断片的である。本研究では、細胞・シナプス(自閉症細胞モデルの開発)、回路・行動(社会性行動異常の神経回路の解明)、さらには環境要因(脳腸連関による脳発達障害)レベルで、それぞれの最先端技術を導入した方法論を取り入れ多面的に解析するとともに、それらの結果を連関、統合する事により、複雑な自閉症の病態解明に迫る。自閉症の生物学的研究として、本成果は新規診断・治療法開発への基盤は勿論、正常の社会脳発達の理解に貢献する事が期待される。自閉症細胞モデル、社会性神経回路に関わる成果は、それぞれ、コピー数多型網羅的ES細胞ラブラリーの構築と包括的解析、大脳皮質ネットワーク動態解析として、論文投稿中である。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (16件) (うち国際共著 5件、 査読あり 16件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 3件、 招待講演 8件)
Antioxid Redox Signal
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