• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

ロシア音楽の「自己覚醒」に対しマスメディアが果たした役割の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16H06582
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 芸術一般
研究機関北海道大学

研究代表者

神竹 喜重子  北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 非常勤研究員 (70786087)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード音楽史 / 表象文化論 / ロシア / オペラ / 古儀式派
研究成果の概要

本研究は、19世紀末以降におけるロシア音楽の「自己覚醒」に対し、マスメディアが果たした役割を検証することにある。このような目的のもと、当時のロシア・ソ連の音楽雑誌において報告されたロシアの歌劇文化の実態内容と、ロシア音楽自体の本質に関する音楽美学上の言説をとりあげた。
その結果、19世紀末以降の古儀式派による芸術メセナを背景として、古儀式派による私立歌劇場と、ロシア各地方都市及びロシア周辺地域の歌劇場との間に、人とオペラ作品の移動を通しての緊密なネットワークが構築されており、ロシア音楽界のマスメディアが、これをロシア音楽におけるナショナリズムと位置付けていたことが明らかになった。

自由記述の分野

人文学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi