研究課題
研究活動スタート支援
本研究においては、フランス法を対象とした比較法研究を行うことにより、わが国における公務員の対外的賠償責任(被害者に対する公務員の直接的な損害賠償責任)に関する議論を深化させることを試みた。具体的には、軽過失、重過失、故意、私的な職権濫用行為という四つの類型に着目し、従来の学説(全面的肯定説、制限的肯定説、加重制限的肯定説、職権濫用限定説、否定説)の意義や課題を明らかにした。
行政法学