研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、資金の調達を行う際に、担保の範囲内でしか資金調達を行うことができないという現実的な想定のもとで、資産価格の変動が、景気循環の説明にどの程度有用なのかを実証的に評価した。その結果によれば、特定の局面で重要になることはあっても、景気循環の主要な要因とは言えないことが明らかとなった。それに加えて、担保制約を通じた政策効果の影響を図るうえで重要となる、資産の買入政策の資産価格への影響についても推定を行った。
マクロ経済学