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2017 年度 研究成果報告書

骨細胞による周囲骨基質の溶解および石灰化沈着における微細構造学的検索

研究課題

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研究課題/領域番号 16H06602
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関北海道大学

研究代表者

本郷 裕美  北海道大学, 歯学研究院, 学術研究員 (00778970)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード骨細胞性骨溶解 / 骨細胞 / 石灰化沈着
研究成果の概要

本研究では、骨細胞性骨溶解の可能性を確実にするため、破骨細胞が存在しないRANKL-/-マウスおよび血中Ca濃度が低下している授乳期マウスを用いて実験を行った。原子間力顕微鏡(AFM)により骨細胞周の骨基質の弾性率は低下し、透過型電子顕微鏡(TEM)観察するとやや拡大した骨小腔は粗造な壁面を示し、骨小腔内部にはコラーゲン線維が分解されたと思われる不定形構造物を認めた。また骨小腔周囲には一層の骨基質が観察され、42Ca安定同位体を用いて同位体顕微鏡にて観察すると骨小腔周囲に一致して42Ca安定同位体の沈着が認められた。以上より、骨細胞は周囲骨基質を溶解し、その後石灰化沈着する可能性が示唆された。

自由記述の分野

組織化学

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公開日: 2019-03-29  

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