メニーチャネルメモリの高性能・低消費電力化を目的とし,メモリの低消費電力モードへの遷移を促進するためのアドレスマッピング手法と,その切り替えを実現するためのメモリコントローラ機構を提案した. アドレスマッピング手法は物理アドレスからチャネルアドレスを取得する際のビット数を変更することにより,アクセスされるチャネル数を限定し,性能と消費電力のトレードオフを選択可能とした. メモリコントローラ機構は,現実的なコストでアドレスマッピング手法の切り替えを管理し,アプリケーション実行中の動的に切り替え時にマッピングの一貫性を維持するデータマイグレーションを可能とした.
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