研究課題
研究活動スタート支援
従来の光音響サイトメトリーでは、レーザマニピュレーションによって血球を1列に整列させ、レーザーによって血球から発生した光音響波を受信することで細胞分類を提案している。しかしながら、生体中では光の散乱・吸収の影響を大きく受け、体表に近い橈骨動脈(深さ3 mm)でさえもレーザマニピュレーションによる血球の整列は困難である。本研究では、音響的に焦点を設定することで生体の光学的散乱吸収を最小にし、生体深部の観察を可能にする手法の開発を行った。
医工学