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2017 年度 研究成果報告書

がん治療の経済的負担が患者の治療選択・日常生活に与える影響―経済的毒性に着目して

研究課題

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研究課題/領域番号 16H06645
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関東北大学

研究代表者

青山 真帆  東北大学, 医学系研究科, 助教 (30781786)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワードがん / 意思決定 / 経済的毒性 / 経済的負担
研究成果の概要

2016年に実施された全国遺族調査のデータを取得し、量的・質的分析を行った。経済的理由による治療の中止・変更を経験したのは15%、治療継続のための生活の切り詰めを経験したのは16%だった。治療の経済負担が治療自体や日常生活に影響をあたえる関連要因として、年齢の若さ、治療中の家計のゆとりが少ないこと、無職であること、都市部以外に居住していること、など社会経済的な要因があげられた。経済的負担の内容の詳細は「治療のための患者本人の就労制限のための家計の切迫」「介護のための家族の就労制限による家計の切迫」が主な記述であり、これらに対する社会資源の重要性が強調された。

自由記述の分野

がん看護

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公開日: 2019-03-29  

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