平成29年度に実施予定の実験のため、筑波大学の構造実験室において実験環境の構築を行った。また平行して、試験体となる同調回転慣性質量トランスデューサーを設計し、プロトタイプ作成した。作成した試験体を上述の実験室に設置し、試運転を行っている。 同時に、提案する装置の有効性を地震動を受ける建築構造物に応用した場合の有効性を検証する数値解析シミュレーションを行い、振動低減効果と発電効率の検討を行った。この結果は既に国際専門誌に投稿済みである。 平成29年度は28年度に作成した実験環境と装置を用いてリアルタイムハイブリッドシミュレーション実験を実施予定である。
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