持続可能なエネルギーシステムでは資源や供給の条件にあった的確なエネルギー選択が需要家に求められる。本研究では、需要家のエネルギー選択にエネルギーリテラシーが関わっていると仮定し、アンケート調査を行いながら、リテラシー評価手法の開発、および、その両者の関係性の解明を行った。 先行研究のレビューやエネルギー専門家との議論を参考にしながら、リテラシーの評価手法を開発し、現在のエネルギー消費者である成人、および、将来のエネルギー需要家である高校生のリテラシーを計測した。計測したリテラシーとアンケート調査によって得られた選好性の関係を分析した結果、それらには強い関係性が存在することを明らかにした。
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