本研究は、フレイル予防サポーターの活動参加動機による類型化と活動継続要因を明らかにすることを目的に実施した。まず、フレイル予防サポーターの活動参加動機による類型化では、先行研究のレビューおよびフレイル予防サポーター13名へのインタビュー調査を実施し、参加動機計16項目を抽出した。続く縦断質問紙調査では、参加者275名のデータから参加動機には、男女差があり、2因子構造をとること等が明らかとなった。データクリーニング等のデータセット作成作業が終わり次第、縦断質問紙調査の脱落者と追跡できた者、さらに追跡できた者のうち活動継続意向の程度によって研究参加者を層化し、今後詳細な分析を進める予定である。
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