研究課題
研究活動スタート支援
本研究では,ルータの省電力化およびパケット処理の高速化を実現するパケット処理キャッシュにおける,最適なキャッシュ制御手法およびハードウェアについて検討を行った.まず,パケット処理結果を事前にキャッシュに保存しておく,パケットの投機的処理技術により,これまで70%程度であったキャッシュヒット率を80%程度まで向上可能とした.更に,提案するパケット処理キャッシュをハードウェアレベルで詳細にシミュレーションおよび評価し,提案機構が実装可能なハードウェアコストであることを示した.
計算機アーキテクチャ