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2017 年度 実績報告書

世論のフィードバック効果と内閣の安定性に関するマルチメソッド分析

研究課題

研究課題/領域番号 16H06852
研究機関名古屋大学

研究代表者

松本 朋子  名古屋大学, 法学研究科, 特任講師 (50783601)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード世論 / 政権の安定性 / ウェブ調査
研究実績の概要

本年度は、海外での学会で、収集した世論調査データの分析結果を報告し、世論調査データから示唆される結果の検証作業を進めている。
具体的には、世論調査結果の個票データの分析、2017年衆議院選挙の後にウェブサーベイの実施し、テキスト分析に着手した。
日本の世論調査データについて個票データの入手にこの夏成功した。現在属性も含めデータの検証を行っている。
2017年12月に実施したウェブサーベイでは、20代から60代の日本人を対象に、内閣・政党支持が現実の政権に何を求めているのか、またその要求はどのような属性に左右されているのかについて調査を行った。具体的には、(1) 内閣支持、政党支持における個人の立場が、支持政党、性別、年齢、学歴、収入、職業といった属性に、どのように影響を受けているのか、(2) 内閣支持・政党支持での選択は、政権に対するどのような意見の現れなのか。(内閣総辞職を要求しているのか、議会解散を要求しているのか、それとも特定の大臣の辞職を要求しているのか)(3) 内閣支持、政党支持における個人の回答が、選挙での投票行動とどのように結びついているのかといった事柄について質問し、回答を得た。現在分析結果をまとめている。なお、このウェブ調査の結果から、新たな研究課題もいくつか見つけることができたため、共同研究者と現在、その結果についても別途論文としてまとめている。
また、内閣・政党支持率の変動に対するメディアの評価を分析するため、本年度はテキスト分析の方法について、専門家から講義を受け、新聞のテキスト分析についても着手した。研究成果の中に収めることができるよう、引き続き取り組みたい。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Public opinion feedback and government stability: negotiations between cabinet and legislature2017

    • 著者名/発表者名
      Tomoko Matsumoto
    • 学会等名
      2017 Midwest Political Science Association
    • 国際学会

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公開日: 2018-12-17  

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