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2017 年度 研究成果報告書

心不全の慢性炎症・線維化におけるmicroRNA-33の役割の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 16H06900
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関京都大学

研究代表者

西賀 雅隆  京都大学, 医学研究科, 医員 (00782393)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード心不全 / 線維化 / 動脈硬化 / microRNA
研究成果の概要

タンパクに翻訳されないマイクロRNA(microRNA; miR)は、主に20~24 塩基の短いRNAであり、他の遺伝子の発現を調節している。我々の注目するmiR-33は善玉コレステロールであるHDL-Cを低下させ、動脈硬化に関わることがこれまでに分かっており、動脈硬化治療の標的となる可能性がある。今回、このmiR-33が心不全においても役割を果たしていることが明らかとなった。圧負荷マウスモデルを用いて調べたところ、心臓においてはmiR-33は心筋細胞よりも線維芽細胞で優位に働いており、心臓線維化に関っていた。結果は、動脈硬化と心不全の共通した病態の機序の解明や治療法の開発に繋がるものである。

自由記述の分野

循環器内科学

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公開日: 2019-03-29  

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