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2017 年度 研究成果報告書

コクヌストモドキ卵巣におけるチェックポイント制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 16H06913
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 昆虫科学
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

高木 圭子  京都工芸繊維大学, 応用生物学, 助教 (30401938)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード栄養 / 端栄養型卵巣 / 昆虫 / 細胞死
研究成果の概要

端栄養型卵巣において保育細胞は卵巣の端に局在し、栄養管を通して物質を卵へ供給すると言われている。保育細胞が選択的に物質を運搬する方法は不明である。本研究で、ミトコンドリアが保育細胞から栄養管を通して卵へ供給されることを確認した。また、栄養状態の悪化が卵細胞の時期特異的な成長停止と細胞死を誘導することを示した。これにはインスリンシグナルと卵黄タンパク質遺伝子の制御が関与すると示唆される。更に、この細胞死には栄養管とミトコンドリアの消失が伴っていた。この消失は細胞死を誘導する原因なのか、もしくは細胞死が起こった結果なのか、今のところ不明であるが時期特異的な制御に重要な役割を果たすと予想される。

自由記述の分野

昆虫学

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公開日: 2019-03-29  

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