研究課題
研究活動スタート支援
高品質なアーク溶接プロセスの達成に向けて,自作の数値シミュレーションモデルを用いて溶接電源・溶接材料・シールドガスが溶接中のアークプラズマや溶融金属の挙動に及ぼす影響について総合的に考察を行った.その結果,これらの挙動をコントロールし安定したプロセスを達成するためには,溶接電源やシールドガスに応じて溶接材料の特性を考える必要があり,特に溶接材料の表面張力や導電率が重要であることが分かった.本研究の成果は,溶接プロセスコントロールのための指針策定につながると考えられる.
アーク溶接プロセスの可視化・シミュレーション