研究課題/領域番号 |
16H06980
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
水本 旭洋 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 特任助教 (80780006)
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研究期間 (年度) |
2016-08-26 – 2018-03-31
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キーワード | 情報システム / ユビキタスコンピューティングシステム / コンテキストアウェアシステム / スマートハウス / 機械学習 / 情報収集システム |
研究実績の概要 |
スマートハウス内のユーザの気持ちを認識して,ユーザにとって快適な環境を提供してくれるスマートハウス制御システムを実現することが本研究の目的である.当該年度では,ユーザの要望モデルと快適推定モデルの作成するためのデータを収集するために,各種データを収集・蓄積用基盤の構築を行った. (1)当該年度では,ユーザの快適な環境を推定するメカニズムの実現のため,人の体調や行動,スマートハウスのセンサ値を蓄積する基盤の構築を行った. (2)ユーザの要望を抽出するメカニズムの実現するために,センサ値と機器の操作履歴の収集基盤の構築を行った. (3)センサデータの収集を行った.(継続して実施中) これらの結果は国内会議において発表を行っている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当該年度の目標として,(1)ユーザの要望を抽出するメカニズム,(2)ユーザの快適な環境を推定するメカニズム,(3)センサ値と機器の操作履歴の収集基盤,(4)センサデータの収集することとした.現時点で,各種センサや履歴の収集基盤を整え,センサデータを収集中であるが,メカニズムの構築にまで至っていないため,上記区分”やや遅れている”とした.
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度には,データの解析およびユーザの要望モデルと快適推定モデルの作成を行うまでに至らなかったため,継続してセンサデータを収集しつつ,モデルの作成を急ぐ. 上記以外については,当初の計画通りに平成29年度も研究を行っていく.
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