本研究では、ためこみ癖に対するe ラーニングシステムを構築し、インターネット上でCBT を受けることができるプログラムを開発した。プログラムは、各10回の動画視聴とホームワークで構成されている。受講者の進捗状況をリアルタイムで把握し、症状や動機づけに合わせて適切なメールアシストを行う等、専門家(セラピスト)による適切なメールアシストを行った。プログラムの構成、取り組みやすさ、主観的効果について、参加者から良好な評価が得られたとともに、プログラム前後で、ためこみ行動、ためこみ認知の得点が減少した。
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