日本は、経済連携協定に基づき、インドネシア、フィリピン、ベトナムから、介護福祉士候補者を受け入れており、候補者が日本で継続して就労するためには介護福祉士国家試験の合格が条件となる。候補者は約3年間、介護の仕事をしながら国家試験のために学習するため、自律学習が重要となる。本研究では、候補者への具体的な自律学習支援の提案を目的として次の3点を行なった。自律学習に関する文献調査、質問紙による実態調査、実践研究である。これらの結果を踏まえ、候補者及び候補者の学習支援者への具体的な自律学習支援の提案として介護の専門日本語のリソース集を作成した。
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