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2017 年度 研究成果報告書

ルーマニアにおける宗教学の展開に関する体系的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16H07145
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 宗教学
研究機関北海道科学大学

研究代表者

奥山 史亮  北海道科学大学, 高等教育支援センター, 講師 (10632218)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード宗教史学 / 宗教現象学 / ルーマニア
研究成果の概要

本研究はルーマニアにおける宗教学の構築過程について、以下の事柄を明らかにした。①ルーマニアにおける宗教学の構築は、1920年代にミルチャ・エリアーデがイタリアの宗教研究を受容し、導入したことが契機となっている。②エリアーデは、R・ペッタッツォーニの宗教史学を受容しようとしたが、「祖型」「聖なるもの」をめぐり見解を違えるようになった。③エリアーデは、宗教体験を手掛かりに宗教の普遍的な形式を解明しようとするV・マッキオロの神秘主義研究も積極的に受容しようとした。マッキオロとの学的連関は、エリアーデが宗教現象学に受容する基盤となった可能性が想定される。

自由記述の分野

宗教学

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公開日: 2019-03-29  

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