研究課題
研究活動スタート支援
介護保険を契機として個人給付化する社会福祉において、利用者とサービス提供者の間も契約が基本的な利用関係となった。このようなパラダイムシフトの中で、利用者の権利を保障するためには、最低基準の義務付けと指導監督では不十分である。また、よりよいサービスの提供という観点からは、最低基準よりも最適基準を目指すことが必要である。本研究では、フランス法との比較法研究により、サービスの内部評価及び外部評価によるプロセスアプローチを伝統的な許認可法制に組み入れる場合の在り方を提示している。
社会保障法