研究課題
研究活動スタート支援
等方相と共存したコレステリック液晶滴に温度勾配を印加すると、レーマン効果によってトルクが生じ、一方向回転を示す。本研究ではコレステリック滴と基板の間にアゾベンゼン基を有する高分子を導入し、紫外光で光励起することで表面を光潤滑した。潤滑により定量評価の難しい界面の影響を取り除くことができ、レーマントルクと粘性トルクが釣り合いから温度勾配が駆動するトルクを定量評価することが可能となった。
ソフトマターの物理