研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、1980年代における人文・社会科学的な「学際性」の典型例として「現代思想」という対象に焦点を当てる。その日本における受容過程を、学会誌における引用情報の調査、現代思想雑誌における著者情報の調査、学説史における「現代思想」に関わる記述の整理の3つのアプローチを通じて行った。学会誌と現代思想雑誌の調査については、そのデータベース作成の途上にある。学説史の調査については、知識社会学的な実態と意識の乖離についての検討が有効であることが確認された。
教育社会学