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2016 年度 実績報告書

腎移植ドナー、レシピエントへの長期支援プログラム開発に向けた予備調査

研究課題

研究課題/領域番号 16H07345
研究機関大阪医科大学

研究代表者

大橋 尚弘  大阪医科大学, 看護学部, 助教 (40646379)

研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード腎移植 / 腎移植ドナー / 腎移植レシピエント / 移植看護
研究実績の概要

本研究は、腎移植ドナーやレシピエントのQOLを長年にわたって高く維持するため、そしてレシピエントの再透析への移行を予防するための腎移植ドナー、レシピエントへの長期支援プログラム開発に向けた予備調査を行うことである。
研究初年度である平成28年度は、移植コーディネーターや看護師が腎移植ドナー、レシピエントに行っている支援や、腎移植ドナー、レシピエントが必要としている支援について、先行研究で得られた知見を国内外の文献をレビューすることによって体系的に整理した。
また、日本移植・再生医療看護学会、日本看護研究学会等に参加し、現在行われている移植医療の研究についての情報収集を行い、平成29年度に計画している「我が国の移植コーディネーターや看護師が腎移植ドナーやレシピエントにどのような支援を行っており、その中でどのような困難や課題を抱えているのか」を明らかにするための面接調査における調査内容を検討した。その結果、調査内容は大きく分けて以下の3点とした。
①腎移植ドナー、レシピエントへの支援をどのように行っているか、②腎移植ドナー、レシピエントへの支援を十分であると考えるか否か、不十分と考えるのであればそれはどういった点か、③今後腎移植ドナー、レシピエントへの支援を充実させていく上でどのような点を困難に感じているか、困難にしている原因はどのようなものであるか
また、平成29年度の面接調査を行う準備として、研究者所属機関の倫理審査書類を作成し、提出し、倫理審査を待っている状況である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

平成29年度の面接調査の準備については順調に進めているが、腎移植ドナー、レシピエントの文献収集に時間がかかったため、平成28年度の文献レビューの結果の論文化が遅れている。今年度中に学会発表、論文化ができるように現在進めている。

今後の研究の推進方策

平成28年度に行った文献レビュー、学会参加を通して得た知見をもとに、平成29年度は移植コーディネーター、看護師への面接調査を実施する。
分析方法は、質的記述的研究方法を用いる予定である。

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公開日: 2018-01-16  

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