研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、環境アセスメント手続における瑕疵の存在を実体的な違法性の判断においてどのように考慮すべきかという問題について、日本法とアメリカ法の文献研究によって検討を行うものである。アメリカでは、アセスの瑕疵の存在が実体的な違法性の判断において重要な考慮要素と捉えられ、アセスの瑕疵の認定にあたってはアセスの結果を正当化する十分に詳細な情報が存在するか否かが重要視されていることが明らかとなり、それを踏まえて日本における司法的救済の在り方について検討を行った。
公法学