研究成果の概要 |
本研究では、conceivably, maybe, perhapsといった、英語における可能性(蓋然性)の低い法副詞を対象に、実際に用いられた言語文脈に着目し、それらの差異を具体的に示しながら、各副詞の用法や機能を詳細に分析している。 従来、同じ意味を表すものとして考えられていたものが文法性や主観性の観点から区別が可能なだけでなく、実は全く異なる志向性を持つという点を実証した。同時に、従来の話し手の認識性を表す(一方向的な)働きを越えて、話し手と聞き手のやり取りに関わるような(双方向的な)用法も明らかにした。
|