日本国内における研究活動については、順調に推移している。2017年3月には、単著を出版することもできた(『紛争下における地方の自己統治と平和構築:アフガニスタンの農村社会メカニズム』ミネルヴァ書房)。 また、共著も2017年2月に出版された(原隆一・中村菜緒編『イラン研究 万華鏡:文学・政治経済・調査現場の視点から』大東文化大学東洋研究所)。 国内では、東京大学等における文献調査、ならびに学会等での最新研究動向等について順調に進めることができた。また、日本国内外の研究者とのネットワーク、さらにアフガニスタン大統領府の大統領補佐官等とのコンタクトも進化させることができた。 国内の研究者とは、学会への出席、並びに2017年6月の国際開発学会での発表に向けた準備の過程で、意見交換をすることができ、本研究に関して貴重な視点を得ることができた。
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