研究課題
研究活動スタート支援
関東地方と中部地方の下では、沈み込む太平洋プレートの上に火山が連なる「島弧」とよばれる分厚い地殻も沈み込んでいる。本研究では、地下の高解像イメージングを行うのに優れた手法であるレシーバ関数解析を用いて、関東・中部地方の火山の下でマグマがどのように上昇しているのか明らかにすることを目的とした。その結果、関東・中部地方の下で沈み込む島弧の形状を明らかにし、富士山の下で水平約40kmという規模のマグマだまりを発見することができた。
固体地球惑星物理学