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2017 年度 研究成果報告書

DOHaD概念に基づくω3不飽和脂肪酸摂取による新規生活習慣病発症予防法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 16H07498
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター)

研究代表者

井上 隆之  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 内分泌代謝高血圧研究部, 研究員 (50581386)

研究協力者 浅原 哲子 (SATOH Noriko)  国立病院機構京都医療センター, 臨床研究センター 内分泌代謝高血圧研究部, 研究部長
大谷 浩  島根大学, 医学解剖学講座, 発生生物学教授
研究期間 (年度) 2016-08-26 – 2018-03-31
キーワード生活習慣病 / 慢性炎症 / 脂肪酸 / ミクログリア / 骨格筋 / DOHaD
研究成果の概要

肥満や糖尿病に伴い脳内炎症が亢進するが、本研究では、脳内炎症を担う脳内マクロファージ・ミクログリアに対する魚油成分・ω3系不飽和脂肪酸の作用効果・機序の検討から、当該不飽和脂肪酸は、長寿遺伝子SIRT1活性化を介して抗炎症作用を発揮することを初めて明らかにした。また、肥満では骨格筋の再生不良が起こるが、肥満性刺激により骨格筋にて液性因子CXCL1の発現が亢進し、さらに筋管形成促進に関わることを認め、肥満における筋量維持のためのCXCL1の新たな機能的意義を明らかにした。本研究成果は、肥満症・糖尿病に伴う認知機能低下や筋委縮の予防・改善のための効果的栄養指導法・新規治療戦略の開発に貢献できる。

自由記述の分野

糖尿病・内分泌・代謝

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公開日: 2019-03-29  

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