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2017 年度 実績報告書

ウズベキスタン農村部における水利組織の実態と海外援助機関の関与

研究課題

研究課題/領域番号 16J01394
研究機関筑波大学

研究代表者

齋藤 竜太  筑波大学, 人文社会科学研究科, 特別研究員(DC2)

研究期間 (年度) 2016-04-22 – 2018-03-31
キーワード水資源 / 国際協力 / 中央アジア地域研究
研究実績の概要

平成29年度,研究員の活動は以下の通りにまとめることができる。
①7月から8月にかけての国際学会及び国内の研究会における研究報告及び会場でのレスポンスで得られたもののフィードバックを通じた研究方向の軌道修正。
②年度末に実施したウズベキスタンでの現地調査による情報収集。
前者に於いては平成28年度での研究進捗を元に発表を行ったが,特に方法論の面において強い批判を受けることになった。これに関しては,以前から指導を受けていた秋田大学の稲垣文昭講師(国際関係,中央アジア地域研究,水資源問題,エネルギー)から,ガバナンスの観点から研究視点を強化してはどうかというアドバイスを得,研究員としては非常に光明を見た思いであった。これまでは主に地域研究的な視点から,もっぱら地域の事情の理解に努めてきた側面があったため,方法論の弱さをまさにつかれた形であった。
その後の研究の進捗を踏まえ,論文にまとめる作業を行うのと併行して,年度末の現地調査への準備を進めた。政権が変わった後,研究対象地のウズベキスタンでは農村政策にはどのような変化があるのか,また,前年度の調査からの変化を観察する上でも,この現地調査は重要であった。結果としては,海外ドナーの活動の活発化,土地の国家による貸し出し,それを通じた農政,農村ガバナンスにも変化の兆しがあることを確認できた。この成果は今年度以降,何らかの形で研究成果として発信していく予定である。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [学会発表] Actors' Norms and and Identities over Water Security in Uzbekistan2017

    • 著者名/発表者名
      SAITO Ryota
    • 学会等名
      ESCAS-CESS conference in Bishkek
    • 国際学会
  • [学会発表] SIC-ICWC研究滞在報告2017

    • 著者名/発表者名
      齋藤竜太
    • 学会等名
      イスラーム地域研究若手研究者の会
    • 招待講演

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公開日: 2018-12-17  

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