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2018 年度 実績報告書

セルフ・コンパッションとメンタルヘルスリテラシーの向上が援助要請に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 16J07022
研究機関東京成徳大学

研究代表者

佐藤 修哉  東京成徳大学, 応用心理学部, 特別研究員(PD) (20793243)

研究期間 (年度) 2016-04-22 – 2019-03-31
キーワード援助要請 / コンパッション / メンタルヘルスリテラシー / セルフスティグマ / 予防 / 男性性
研究実績の概要

本年度,コンパッションと援助要請に関する研究をさらに深めるために,コンパッションに関する調査を精力的に実施しているクイーンズランド大学のJames Kirby講師の研究室へ客員研究員として海外渡航した。そこでは,週に1回程度のミーティングに参加し,研究室で行われる研究計画についてディスカッションを行い,コンパッションに関する知見を深めてきた。
さらに,渡航中にメルボルン大学へのAnthony Jorm博士の研究室を訪問し,メンタルヘルスリテラシー研究に関する打ち合わせも行い,今後の研究のアドバイスを得た。
いくつかの調査も実施した。昨年得たデータの再分析により,セルフ・コンパッションとセルフスティグマの交互作用項が援助要請と関連していることを見出した。さらに,セルフスティグマがコンパッションへの恐れと関連があることも見出した。次の研究では,男性性とコンパッションの観点から援助要請との関連について調査を実施した。残念ながら有意な関連は得られなかったが,先行研究では男性性と援助要請には関連があることが示されているため,研究方法を見直し,今後さらに調査を実施していく予定である。さらに次の研究では,これまでの研究結果を踏まえ,コンパッションとメンタルヘルスリテラシーを改善することによる,援助要請の促進を目指した介入を実施した。データが全て揃ってはいないが,実践的な研究であり,貴重な成果を今後示すことができると考えられる。

現在までの達成度 (段落)

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

平成30年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (1件)

  • [国際共同研究] The University of Queensland(オーストラリア)

    • 国名
      オーストラリア
    • 外国機関名
      The University of Queensland
  • [学会発表] 心理専門職への援助要請に影響を与える要因の検討ーセルフ・コンパッションとセルフ・スティグマ,恥の観点からー2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤修哉・石村郁夫
    • 学会等名
      日本心理学会第82回大会

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公開日: 2019-12-27  

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