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2019 年度 研究成果報告書

高位合成による集積回路設計におけるメモリアクセス自動最適化に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 16K00084
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 計算機システム
研究機関東京都市大学

研究代表者

瀬戸 謙修  東京都市大学, 理工学部, 講師 (10420241)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワード高位合成 / メモリアクセス最適化 / スカラリプレイス
研究成果の概要

高位合成技術は、ハードウェアの設計期間を劇的に短縮するが、入力Cプログラムの書き換えが必要となる場合がある。メモリアクセスを最適化するための書き換えについて、従来技術の制限を取り除く手法を提案、自動化ツールを開発した結果、従来技術と比べて、2.8倍の性能向上を得るとともに、回路面積を35%削減できた。本研究成果により3本の査読有り論文を出版するとともに、情報処理学会TSLDM Best paperを受賞した。

自由記述の分野

高位合成、並列化コンパイラ、ハードウェア・ソフトウェア協調設計、VLSI設計技術

研究成果の学術的意義や社会的意義

ソフトウェアを自動でハードウェア化する高位合成技術が、性能向上、低消費電力化のために活用されているが、画像処理や行列演算などメモリアクセスが頻繁なソフトウェアは、そのまま高位合成しても性能向上が難しく、ソフトウェアの人手最適化を行うために長時間の手間が必要となっていた。本研究では、ソフトウェア中のメモリアクセス自動最適化技術の開発に成功した。この結果、開発者がソフトウェアのハードウェア化によるメリットを享受しやすくなる。

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公開日: 2021-02-19  

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