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2019 年度 研究成果報告書

データベースから予測失敗の原因を探る ― 直腸癌・放射化学療法の目利き支援 ―

研究課題

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研究課題/領域番号 16K00163
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 マルチメディア・データベース
研究機関福山大学

研究代表者

金子 邦彦  福山大学, 工学部, 教授 (50274494)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
キーワードデータベース応用 / 人工知能応用 / 統計解析応用 / ITシステム / オープンソフトウエア活用
研究成果の概要

種々のデータのデータベースを統計的に解析するというプロセスにおいては,解析作業をコンピュータで行う手間,そして,解析作業をコンピュータで行うための設定準備作業の手間が問題になる.放射化学療法の効果に関する匿名データ,舌画像に関する匿名データ,顔写真,運動姿勢のビデオのデータベースについて,それぞれの分析に適する「解析シナリオ」を新しく定め,その解析シナリオを,専門家でなくても,ふつうのパソコンでできるようにするという問題に取り組んだ.その結果として,オープンなソフトウエアの集合体により,容易にパソコンでの解析シナリオ実施ができることを確認.その準備作業はすべて明文化し,再現可能とした.

自由記述の分野

データベース応用,人工知能応用

研究成果の学術的意義や社会的意義

ビッグデータ社会,人工知能社会の到来により,データを裏付けとした実験,解析,シミュレーションは,欠かせないものとなってきた.従来は,特定の目的を定めパッケージ化されたITシステムを用いることが多かったが,柔軟性に欠き,失敗に終わる(意味のある結論が得られない)場合もあった.近年,オープンサイエンスの時代が到来し,人工知能の技術,統計解析の技術の種々のソースコードが公開され一定の条件下で利用できるようになってきた.そうしたソースコードの集合体を集め,Windows のパソコンで動くようにする手順を明確にした.誰でも再現できるものである.人工知能や統計解析をIT専門家でなくても簡単に実施できる.

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公開日: 2021-02-19  

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