研究課題
基盤研究(C)
スマートフォンの急速な普及とソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)の世界的な拡大に伴い,インターネット技術を活用した簡便なツールが,情報リテラシーの乏しい利用者層へも浸透し始めている.本研究では,アプリケーション利用者の視点からユーザ認証に取り組んだ.具体的な事例として,友人関係が大学生のパスワード共有意識に与える影響を調査・分析し,モデルを構築した.また,ウェアラブルデバイスを用いたユーザ認証の手法を提案した.
情報セキュリティ
SNSは年代を問わず広い世代に普及し始めている.SNSの利用に際して,毎回のログイン操作を省略してアプリケーションを自動的に連携する認証機能は,利用者がその仕組みを十分に理解していないと,個人情報やプライバシーに関する情報を第三者に漏えいする危険性がある.これに対し,本研究では,認証機能のリスクアセスメント,誤用検知技術,安全対策技術を新たに研究開発することを目指して取り組んだ.研究成果は,査読有英語論文1件,査読有日本語論文1件と学会発表10件として発表した.