研究実績の概要 |
昨年度から引き続き良性Botnetの構成要素である良性Botの開発を行い, その経過と, 改良したBotの応用例に関し, 以下の発表を行った. H29年度の関連研究の発表:"センサネットワークのセンサ端末群をインターネット上のWikiページで制御するIoTシステムの試作"(研究報告インターネットと運用技術(IOT),2017-IOT-36(12),1-8 (2017-02-24) , 2188-8787), "IoTシステムを利用したグループ学習の活発度の計測実験" (信学技報, vol. 117, no. 209, ET2017-37, pp. 35-40, 2017年9月.) , "Monitoring Servers, With a Little Help from my Bots"(SIGUCCS '17 Proceedings of the 2017 ACM on SIGUCCS Annual Conference, pp. 173-180, Seattle, Washington, USA, Oct.,2017). この他, 2017年7月にイタリアのトリノで開催された IEEE Compsac に参加し, 関連研究の資料収集や情報セキュリティの研究者との情報交換を行った. また, 良性ボットネットシステムの試作を行い, その評価を行う為に, 偽Botnet を作成して, 良性ボットネットの評価を行った. その成果については, 2018年10月にアメリカのオーランドで開催される ACM SIGUCCS 2018で発表する予定である.
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