研究分担者 |
花岡 悟一郎 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (30415731)
Attrapadun Nutt 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (40515300)
松田 隆宏 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (60709492)
林 卓也 国立研究開発法人情報通信研究機構, サイバーセキュリティ研究所セキュリティ基盤研究室, 主任研究員 (70739995)
|
研究実績の概要 |
属性ベース暗号に鍵失効機能を付加する研究について, 前年度に国際会議ESORICS2017にてPair encodingフレームワークを用いた一般的構成を発表した. この論文のフルバージョンが論文誌IEICE Transactionsに採録された. 国際会議版との差分として, 安全性証明の完全版を記載した. また署名鍵を失効可能なグループ署名方式について, 前年度に国際会議AsiaCCS2017にて, 鍵に有効期限を持たせることでこれまで効率的に実行することが困難であった匿名環境下での鍵失効を容易に実現することができる方式を発表した. この論文のフルバージョンが論文誌IEEE Transactions on Dependable and Secure Computingに採録された. 国際会議版との差分として, 近年の離散対数問題解法の進展に伴い使用する楕円曲線のパラメータの調整と実装評価を行った. また前年度に国内会議SCIS2018にて, 署名生成と検証コストがユーザ数に依存しない効率的な署名鍵を失効可能なグループ署名方式を発表した. この論文の英語版が国際会議ISCに採録された. また鍵失効機能付きIDベース暗号方式について, 既存よりも効率的な方式を提案し, 国内会議SCIS2019にて発表した.
|